CASE 事例紹介
生活協同組合コープこうべ
コープ立花店2023年11月 オープン
所在地:兵庫県 尼崎市 220坪 建替
兵庫県全域と、京都・大阪の一部で組合員の方々のくらしを支えられている、生活協同組合コープこうべ様の「コープ立花店」のご紹介です。
尼崎市立花町で1975年より、GMS業態で44年の間営業されていた立花店ですが、設備の老朽化に伴う建て替えで、マンションの1階に出店する小型SMへと生まれ変わりました。売場では地産地消を大切にし、地魚の「とれぴち」コーナーや、尼崎市産の野菜を取り揃えた「あまやさい」コーナーを新設、また立花駅から徒歩圏内の駅近立地を活かして、簡便食材や冷凍食品の充実に加えて、床面での商品案内サインやPOPなどで欲しい商品が見つかりやすい売り場づくりを計画。
店内環境では、マンション下部店舗の特性として低く圧迫感のある天井高さを解消するために、スケルトン天井を提案し、売場に広がりを設けることで開放感ある空間になりました。意匠では、地域に関連したモチーフや食を連想するシルエットイラストを散りばめて賑わいを演出し、毎日のお買い物が楽しくなる店内環境を目指しました。
地域に由来あるものをモチーフとして、壁面グラフィックを提案。賑わいある環境意匠を計画することで、地域の組合員の方々の、毎日のお買い物が楽しくなるようにとの思いを込めました。
左)少しでも商品が陳列できるように、柱の納まりを工夫することで、木製什器を埋め込み、通常より奥行きのある棚を設けました。
中)欲しい商品を見つけやすいように、床面にも案内サインを計画しました。
右)充実した冷凍食品コーナー。
冷蔵ケース背面のパーテーションを利用した、展示スペース。コープこうべ様の活動などを定期的にアピールします。
惣菜コーナーでは、簡便食品やお弁当の品揃えを充実。尼崎の伝統野菜『田能の里芋』を使用したコロッケも並んでいました。